角形フィルターの使い方❺ スマフォ用編
角形フィルター第5回
1.はじめに
一眼レフやミラーレスカメラに角形フィルターを付けて撮影するには荷物が嵩張り持って行けない事もありますよね!
今回ご紹介する角形フィルターは、NiSiから発売しているスマフォ用のクリップフィルターです。(NiSi スマートフォン用 角型フィルターキット P1 Prosories)
2.キット構成
・取付クリップ
・フィルターフォルダ
・偏光フィルター(PL)
・ミディアムグラデーションND8(GND8)
・専用のポーチ
3.装着状況
PL装着時
PL+GND8装着時
フォルダは360度回転可能
4.この製品のメリットとデメリット
【メリット】
① PLとGND8の両方を装着可能
② フォルダが回転可能
③ ほとんどスマフォで使用可能
④ ナノコーティングを施したガラス製
⑤ 小型軽量で100mmシステム並みの本格派
⑥ ガラス仕様の割に安い
Amazon 参考価格4,400円程度
【デメリット】
PLフィルターとGND8フィルターの角度が変えれない
私の意見としてはデメリットは1件しか思いつきませんでした。
3. 利用するシチュエーション
① 街中でのショーウインド物撮影
② 展望室やレストランでの夜景撮影
③ 池や水槽での撮影
④ 街撮りでの空の白飛び対策
4.考察
このフォルダシステムは、旅行先というよりは普段持ち歩いて街中で使うのがメインだと思います。
普段持っているスマフォでショーウインドや窓越しに撮影することがありますが、ガラス面の反射で思った感じに撮れていなかったりする事が多いと思います。
また、レストランや展望室などで綺麗な夜景が広がっている時なんかは、パッと撮影してしまいますが...ガラスに自分の姿や非常灯の灯りなどが映り込んでガッカリって事もありますよねー
そんな時、このフォルダにC-PLを装着して撮影すれば、ガラス映り込みの少ない写真が撮影できます。
5.撮影サンプル
フィルターレス
NiSi クリップフィルター C-PL使用
窓の反射が取れています
同じように、建物内から撮影する夜景や水族館などでも反射を抑えた撮影、空と景色の調和の取れた写真がiPhoneなどのスマフォで撮影可能となります。