bluewhaleのブログ

カメラやオーディオなど趣味の見聞録をメインに書いていこうと思います。 ブログ初心者なので、読み難いかもしれませんが、よろしくお願い致します

頼れる小さな巨人 DSC-RX100M7

お題「カメラ」

 

1.はじめに

 私のRX100の遍歴について少しだけ書きます。

 今から7年前(2012.6発売)に出たSonyサイバーショットDSC-RX100」有効約2020万画素の1インチサイズセンサーと大口径F1.8ツァイス「バリオ・ゾナーT*」28-105mm(35mm判換算)F1.8-4.9 レンズ一体型のコンデジ、今でも併売している商品で当時RX1とセットで持ち歩いていました。

RX1のレビュー

https://bluewhale.hatenablog.jp/entry/2018/12/05/000100

 その後、2014.5にDSC-RX100m3で24-70mm、F1.8-2.8のツァイス バリオ・ゾナーT*レンズが採用され、センサーも高解像度と高感度を両立した、大型1.0型の裏面照射型Exmor R(エクスモア アール) CMOSセンサー進化した機種を購入しました。

 やはりRX100では28mmだった事もありRX100m3の24-70mmとf2.8は魅力的で即購入となりました。

  その後、RX100m4やRX100m5が発売されましたが、4K動画性能はそれ程必要では無かったのと静止画の画質に大きな違いが無い、RX100m3ではスナップがメインで動き物を撮らないこともあり見送ってきました。

 また、RX100m6で広角から望遠までカバーする24-200mm(*)、F2.8-4.5のツァイス バリオ・ゾナー T*レンズが採用されましたが、RX100の使い道から望遠にそれ程魅力を見出せなかったので見送りました。

 

2.RX100m7を購入した理由

 上記の遍歴からなぜRX100m7を購入するに至ったかと言いますと、今までの子供の卒業式では、保護者席の後方からNikon D800/D850にAF-S 70-200 VRⅡ+AF-S TELECONVERTER TC-14E IIで撮影していました。(場合によってはAPSクロップも使用)

 しかし、今回の卒業式では、来賓席に座る事となり挨拶も含めると大きな機材を持ち込めない状況となってしまったからです。

 RX100m7以外の候補としては、手持ちのOMD-EM1かDC-G9にM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO を付けてとも考えましたが、やはり大きすぎるので、EM1にLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 IIを追加しようかとも考えましたが、やはりm43でも小さなバックは必要になるので今回の状況では却下となりました。

 そこで、200mm程度のレンズを搭載しf値は4程度かつスーツの胸ポケットに忍ばせる事が出来る機種を選定していくと、RX100m6とRX100m7となったわけですが、どうせ買うならα9の血脈を小さなボディーに凝縮し4K動画性能の向上および5分制限の解除やマイク端子を搭載(RX100シリーズでは初)したRX100m7って事にしました。

 RX100m7には、単体モデルとアクセサリーを同梱したシューティンググリップキットが存在します。

 シューティンググリップキットには、RX100m7本体とシューティンググリップ、ブラケット(非売品)、予備バッテリーが付いてお得です。

 今回購入したのは、お得なセットシューティンググリップキット DSC-RX100M7Gにしました。

 

3.開梱の儀

①外箱

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②蓋を開けた状態

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③中を取り出した状態

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・DSC-RX100m7の箱

・シューティンググリップの箱

・ブラケット、バッテリーの箱

④DSC-RX100m7の蓋を開けた状態

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⑤RX100m7の中身

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⑥シューティンググリップの中身

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⑦シューティンググリップを三脚にした状態

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 動画撮影やズームボタンもあります。

⑧RX100m7をシューティンググリップに付けた状態

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 ミニ三脚としても十分使えそうです。

⑨ブラケットと予備バッテリーの中身

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⑩ シューティンググリップとブラケットにマイクを付けた状態

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3.RX100m7とRX100m3の外観比較

①上からの比較(左:m3 右:m7)

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 レンズを出した(24mm)状態ではm7方が短い

②前からの状態(左:m3 右:m7)
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③横からの状態(上:m7 下:m3)
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 新たにマイク端子が増えています。

 

4.RX100m7の特徴

①新開発のメモリー一体1.0型積層型CMOSイメージセンサー

②広角から望遠までカバーする24-200mm(*)F2.8-4.5のツァイス バリオ・ゾナーT*レンズ

③357点の像面位相差検出AFに加えて、425点コントラストAFによる幅広いAFカバー範囲を実現(α9で採用されているAFシステムと同等)

④電子ビューファインダー・液晶モニターの表示更新を60回/秒の頻度で行ってタイムラグを抑制し、「ブラックアウト」のない連続撮影が可能

⑤全画素読み出しによる高解像度4K動画記録に対応し、高解像感で滑らかな動画を実現します。

⑥今までのRX100シリーズと大きさ・重さがほぼ変わらない

 

5.メリットとデメリット

① メリット
 ・胸ポケットに入る高倍率で高性能なカメラ

 ・RX100シリーズ初のマイク端子

 ・インターバルタイマー内蔵

 ・α9同等のAF性能(最大60回/秒のAF/AE演算

 ・ブラックアウトのない連続撮影が可能

 ・4K 5分規制の解除可能

 ・4Kアクティブ手ぶれ補正

② デメリット

 ズバリ価格でしょう!

 14万程度の出費を考えれば、α6600のボディーが買えてしまいます。

 他にもm43やAPSからも多くの機種を選べる事になります。

 RX100m7は、サブ機としてはスーパーサブだと思いますが、メインのカメラとしては不足な部分があります。

 

6.おわりに

今までRX100、RX100m3を使って来て不満は無かったのですが、席から壇上までの距離を考えると焦点距離が足りないのと、f値が増える事でISO感度を上げて撮影をする事を考えたら最新のセンサーを採用したRX100m7となりましたが、卒業式のために痛い出費となってしまいました。(嬉しい言い訳にもなります。)

でも、RX100m7ならどんな環境でも使えそうなので結果オーライでしょう!